2022年2月20日のメッセージ
イエスを動かす信仰 (マルコによる福音書2章1~12節)
1.「四人の男が中風の人を運んで来た。・・イエスはその人たちの信仰を見て、中風の人に、「子よ、あなたの罪は赦される」と言われた。」
四人の男が屋根をはいで病人をイエスのもとにつり降ろします。イエスは彼らの信仰を見られ、あなたの罪は赦されると言われました。彼らはイエスを聖なる方とする、行いによって証しする信仰者です、ヤコブ2:24。
2.「「中風の人に、「あなたの罪は赦される」と言うのと、「起きて、床を担いで歩け」と言うのと、どちらが易しいか。人の子が地上で罪を赦す権威をもっていることを知らせよう。」
病人は癒しを願っていますが、罪の赦しが必要でした。聖なる神の前に、誰もが罪人で、義を授けられません。それで、神御自身が十字架につき、罪を贖われました。このように、イエスは罪の赦し(救いの業)が見えるために、癒されました。
3.「「わたしはあなたに言う。起き上がり、床を担いで家に帰りなさい。」その人は起き上がり、すぐに床を担いで、皆の見ている前を出て行った。」
罪赦された生活は、全人格的に(体と心と霊が)癒されて、神の愛に留まる祝福された生涯です、1ヨハネ4:13-16。信仰は行いによって証しされ、神の権威(赦し)は目に見えるもの(癒し)なのです。
(2022.2.20 田中寛也師)