2024年6月30日のメッセージ 聖霊降臨節7主日礼拝
「種を蒔き、刈り取る喜び」 ヨハネによる福音書4章27節~42節・エフェソの信徒への手紙2章14~22節
1.「『わたしの食べ物とは、わたしをお遣わしになった方の御心を行い、その業を成し遂げることである。』
主イエスはあなたがたの知らない食べ物があると言われ、弟子たちは理解できません。それは永遠の命に至る水すなわち霊的な食べ物のことであって、御父の御心を行い、その業を成し遂げることです。御心を知って、主イエスから遣わされることはなんと幸いでしょう。
2.「『目をあげて畑を見なさい。色づいて刈り入れを待っている。既に、刈り入れる人は報酬を受け、永遠の命に至る実を集めている。こうして、種を蒔く人も刈る人も、共に喜ぶのである。』」
麦の種は畑に蒔かれ耕され、秋の雨によって芽吹き、春の雨によって豊かな収穫を実らせます。もう刈り取りの季節を迎えています。私たちの働きは今日という日のためにあって、明日まで待っていてはいけません。教会は、既に福音宣教された人々のところへ出かけて、主に捧げられる魂を収穫する使命(刈り入れ)を託されています。
3.「『わたしたちが信じるのは、・・わたしたちは自分で聞いて、この方が本当に世の救い主であると分ったからである。』」
福音宣教はこの女によってサマリヤの町に伝えられました。イエスは二日間滞在されて、町の住民は直接に御言葉を聞いて、御業を見て、手に触れました。今日御声を聞いたなら、救い主を信じて従う時(刈り入れ)なのです。「わたしは主を、御言葉のままに受けとめています。マザーテレサ」
(2024.6.30 田中寛也牧師)