2026年5月24日のメッセージ ペンテコステ主日礼拝
「 聖霊の賜物 」 使徒言行録 2章1節~11節
五旬祭の主日に、使徒たちが一つになって祈っていると、突然に激しい風が吹くような音が家中に響き、炎のような舌が分かれ分かれに現れて一人一人の上に留まりした。すると、使徒たちは天から降った聖霊に満たされて、神殿の中庭へと出て行き、イエスを代行するように神の御名を賛美し始めました。また、これはモーセの律法授受を記念する祭りでもあって、使徒たちの十字架の言葉は新しい救いの言葉となって、敬虔な人々の心に響き渡りました。使徒たちの不思議な言葉(異言、1コリント12-14章)は、全世界から巡礼に参列したユダヤ人に、神の言葉として届けられました。その異言はガリラヤ訛りの言葉だったようで、それでいてディアスポラ(全世界に離散したユダヤ人)から帰還した信心深い人々が、生まれ故郷の言葉で神の偉大な恵みの御業を聞かされたのでした。救い主の到来を待望する彼らは、ペトロの説教を通して、自分たちが十字架につけたイエスこそがメシアであり、三日目に死から復活し、御父の右の座に挙げられた御子であると迫られたのです、2:17-36。
聖霊の賜物は、神の国を宣教する力であって、使徒たちの言葉を聞いた人々に悔い改めと洗礼を促しました。こうして罪を赦しされた者たちは賜物としての聖霊を受け、新しい神の民である教会に参加したのでした
ところが、聖霊の働きを嘲る人には、使徒たちの賛美は酔っ払いの歌声と踊りのように映りました。聞く耳のある者に御言葉は開かれるのです。
(2026.5.24 田中直子牧師)

