沿革年譜

1886(M19).6.12     美作落合教会創立

1896(M29)          現位置に会堂新築

1959(S34).12.15    第1種教会となる

1965(S40).9.27     第2種教会となる

1991(H3).6.16      創立105周記念礼拝を挙行 ※教会堂補修

1997(H9).6.15      創立110周年記念礼拝を挙行 ※礼拝堂奥部・玄関部改築

1997(H9).9.14      教会学校開校

2003(H15).4.12     土曜学校開校

2006(H18).6        創立120周記念礼拝を挙行 ※教会堂補修

沿革大要

真庭市(旧落合町)大字垂水の医家に生まれた堀俊造が神戸に出て、医学の研究中にキリスト教に接したのは、 切支丹禁止高札廃止(1873)よりも以前であった。氏は帰郷して、現在の落合小学校前で医業を継ぐが、 1882年、高梁教会で受洗し、その後は自宅を開放して集会を続け、同信の者を得ると高梁に伴って受洗させ、 1886年ついに美作落合教会を誕生させた。落合教会は岡山、高梁、笠岡、天城に次ぐ岡山県内で5番目、 美作地方では最初に誕生した教会であり、初め氏の自宅を仮会堂としていた。

現会堂の創建は、1896年第4代守田幸吉郎牧師によってなされた。当時の信徒数は定かではないが、 礼拝堂は畳敷きで、少し詰めれば百名程度の集会は可能であり、牧師・信徒の熱意と盛況さを今に伝えている。 なお、岡山教会は戦災にあったので、県下で4番目に古い教会会堂として現存している。

大正・昭和初期は、日曜学校も盛んであったが、日本軍国主義の台頭のもと、 教会は衰微し無牧の時代もあって資料の空白期にはいる。

戦後、信徒たちは、会堂の門を開けて集い、迎えた牧師のもと、有力な信徒は持ち山から最良の木材を選び献じて “昭和9年の大水害”にも耐えた会堂を大修築し、或いは屋根瓦の葺き替えなど私財の多くを捧げ、歴史ある会堂を守りつづけた。

教会創立記念日

1886(明治19)年6月12日

会堂落成記念日

1900(明治33)年12月25日

歴代牧師

初代     上代 知心   1886.7.9
2代     二宮 邦次郎
3代     兼子 重光
4代     守田 幸吉郎  1895      ~1904
5代     堺 伊三郎
6代     高橋 鷹蔵
7代     片山 猪之吉
8代     伊吹 岩五郎
9代(代)  布下 耕読   1945.9.11 ~ 1954.7.12
10代(兼) 斉藤 道雄   1954.7.12 ~ 1955.5.12
11代    藤原 勝之助  1956.1.11 ~ 1956.4.18
12代    荒谷 常喜   1956.11.22 ~ 1961.4.28
13代    小島 勇    1961.5.6  ~ 1965.5.17
14代    平田 操子    1965.6.10 ~ 1968.9.16
15代(兼) 土井 龍也   1968.9.16 ~ 1969.9.24
16代(兼) 湯浅 恵    1970.5.16 ~ 1983.5.11
17代(代) 宗宮 進    1984.4.24 ~ 1985.3.25
18代(兼) 水野 穣    1985.3.25 ~ 1990.4.10
19代    池田 なおみ  1990.4.12 ~ 1992.8.4
20代(代) 加藤 俊行   1992.8.4  ~ 1993.2.15
21代    三川 のぞみ  1993.2.15 ~ 2000.3.31
22代(兼) 千木良 勝己  2000.4.1 ~ 2009.3.31
23代(兼) 山本 修一   2009.4.1 ~ 2018.3.31
24代(兼) 田中 寛也   2019.4.1 ~ 2023.3.31
25代(兼) 田中 直子   2023.4.1 ~

※(兼)…津山城西教会と兼牧