2025年11月30日のメッセージ  アドベント第1主日礼拝

「 み言葉が成るように 」 ルカによる福音書 1章26章~38章

1.「『おめでとう、恵まれた方、主があなたと共におられる。・・あなたは身ごもって男の子を生むが、その子をイエスと名付けなさい。』」

天使ガブリエルがおとめマリアのもとに遣わされ、祝福の宣言と聖霊によって男の子を身籠ると告げたのです。けれどもその内容は受け止められない出来事です。ヨセフのいいなずけではあっても、まだ男を知りませんし、そんなことはあり得ません。

2.「『聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。・・神にできないことは何一つない。』」

天使ガブリエルは、マリアからの否定的返答にも、彼女に対応するのではなく、一方的で確信的な理由を告げます。私たちは御言葉が臨んだときに、自分の感情や思いとどちらを優先するのでしょう。戸惑う状態にも、神にはできると信じて、沖へと漕ぎ出したいものです。

3.「『わたしは主のはしためです。お言葉通り、この身になりますように。』」

天使ガブリエルの呼びかけに、マリアは自らを主の僕と告白しました。この素直さと献身が主に選ばれたしるしです。主の僕であるなら、御言葉に全てを委ねて従う覚悟があります。知恵と知識では受け止められなくとも、御言葉の宣言に聞き従うならば、全てのことが受容されるのです。神の主権が立つとき、聖なる力が臨み天からの恵みがマリアを包み込んだのでした。

(2025.11.30 田中寛也牧師)