2025年5月4日のメッセージ  復活節第3主日礼拝

「 良い言葉は良い人生を作る 」 マタイによる福音書 12章33章~42章

1.「『木が良ければその実も良いとし、木が悪ければその実も悪いとしなさい。木の良し悪しは、その結ぶ実で分かる。蝮の子らよ、あなたたちは悪い人間であるのに、どうして良いことが言えようか。・あなたは、自分の言葉によって義とされ、自分の言葉によって罪ある者とされる。』」

イエスは悪霊に取りつかれ目が見えず口の利けない人を、神の御名によって癒されました。ところが、敵対者は悪霊の頭の力によって悪霊どもを追い出したと非難しました。イエスは悪霊どもの追放はわたしと共に神の国が来ているしるしであると反論され、聖霊の力によって神の国のしるしを見たのに、頑ななん心で拒否する者は永遠に赦されないと警告されたのです。

そこで、木の良し悪しは結ぶ実によって判断されるように、天のしるしを拒否する者はその言葉(実)によって罪ある者と裁かれ、一方御言葉の通りにイエスを主と告白する者は義の実を結ぶ生き方をしています。私たちが義の言葉(愛・喜び・平和)を心に蓄えているなら、義の実を結んでいます。

2.「『先生、しるしを見せてください。』・『よこしまで神に背いた時代の者たちはしるしを欲しがるが、預言者ヨナのほかには、しるしは与えられない。・ニネベの人々は、ヨナの説教を聞いて悔い改めたからである。ここに、ヨナにまさるものがある。・』」

敵対者は凝りもせず神の子のしるしを見せろ(そうしたら信じてやろう)と言い、滅びを刈り取っていきます。

御言葉の説教を聞いて、私たちは今ここにおられる主イエスと出会い、「愛する子、心に適う」との永遠の喜びを与えられています。預言者ヨナの言葉に異教徒だったニネベの人々は聖なる畏れを覚えて悔い改めました。彼らは神の言葉に聞き従って祝福を受けました。また、異邦人のシバの女王は神の言葉を求めてソロモン王のもとを訪ねたのでした。神の言葉に聞き従って、神の祝福の内を生きる者でありたいと思います。

(2025.5.4 田中寛也牧師)