2025年11月16日のメッセージ  降誕前第6主日礼拝

「 目を覚ましていなさい 」 マルコによる福音書 13章28章~37章

1.「これらのことが起こるのを見たら、人の子が戸口に近づいていると悟りなさい。・・天地は滅びるが、わたしの言葉は滅びない。」

弟子たちは荘厳なエルサレム神殿をほめたたえます。ところがイエスは神殿が崩壊し粉々にされる時がくる(AD70年)と予告されました。そのように終末の前兆となるしるしが起こってきたら、キリストの再臨が近づいていることを悟りなさいと言われます。

世にあるものは全てが過ぎ去っていく運命を負っています。命ある人間も動植物も生まれては消えていきます。けれども、天地の創造者である神と神の歴史を完成させる御言葉は立ち続きます。私たちは万物の創造者、救いの完成者であるイエスの御顔を仰ぎ、御声に聞き従います。

2.「『その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。父だけがご存じである。気をつけて、目を覚ましていなさい。』」

再臨待望の教会はいつでも主をお迎えする準備はできています。ところが、心は燃えていても肉体は弱いために、ゲッセマネの園での弟子たちのように眠りこんでしまうのです。誘惑する者はまだその時ではないと思わせて信仰の弛緩に誘います。

門番はいつ呼びかけがあっても、すぐに迎えに出ようと目を覚ましているように、教会は緊張感を切らさず再臨の主を待ち望む信仰生活が求められます。「あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見ていなくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ち溢れています。それは、あなたがたが信仰の実りとして魂の救いを受けているからです。1ペトロ1:8-9」

(2025.11.16 田中直子牧師)