2022年1月2日(新年感謝主日礼拝)のメッセージ

命の水が湧き上がる

1.「もしあなたが、神の賜物を知っており、‥あなたの方からその人に頼み、その人はあなたに生きた水を与えたことであろう。」

神の賜物とは聖霊のことです。
聖霊のことを知っているなら、この方を主イエスと知ることができ、聖霊に満たしていただくことができます。これは主が約束された賜物です。イエスはあえて肉の弱さを採られました。それは私たちを聖霊の満たしへと導くためです。

2.「主よ、あなたはくむ物をお持ちでないし、井戸は深いのです。‥あなたは、わたしたちの父ヤコブよりも偉いのですか。」

ところが、教会はこの女性に象徴されるように、衣食住の課題に苦労しながら、もっともっと欲しいと渇いています。肉の快楽(富・酒・性)で幸せを願うなら、五人の夫で満たされず更なる快楽を求めて、闇の深みに降り行き欲望の水瓶で汲むのです(アウグスチヌス)。

3.「この水を飲む者はだれでもまた渇く。しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る。」

井戸の水はまた渇きます。しかし、主イエスが与える聖霊は泉であって、溢れる水は永遠の命に至る川となります。私たちはもはや渇くことがありません。聖霊に満ち溢れ飽き足りるからです。

(2022.1.2 田中寛也師)