2022年6月26日のメッセージ

主イエスを信じなさい (使徒言行録 16章16節~34節

1.「パウロはたまりかねて振り向き、その霊に言った。「イエス・キリストの名によって命じる。この女から出て行け。」すると即座に、霊が彼女から出て行った。」

パウロの第2次宣教旅行は、聖霊に禁じられて、やむなく地中海の港町トロアスニに押し出され、幻に示されてヨーロッパへと海を渡ります。植民地都市フィリピでは、安息日に祈り場で最初の信徒が生まれ、イエスの名が賛美され、女霊媒師から悪霊が追放され、キリストの名があがめられます。

ところが、金儲けの道具を失った主人たちは、パウロたちを襲わせ、裁判もかけずに、鞭打って牢にぶち込みました。

2.「真夜中ごろ、パウロとシラスが賛美の歌をうたって神に祈っていると、ほかの囚人たちはこれに聞き入っていた。」

信仰者ゆえの苦難や辱めに遭遇するとき、私はどう反応するでしょう。みじめに打ちしおれますか。弱い時にこそ強いキリストの臨在の内にとどまるよう祈りましょう。パウロたちが見上げるのは主の御顔、思いは主の御心です。聖なる雰囲気は荒くれどもに聖なる畏れを抱かせました。

3.「「先生方、救われるためにはどうすべきでしょうか。」二人は言った。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」」

看守は世の権力を恐れないパウロたちを畏れます。どうしたら救われるのでしょう。主イエスを信じなさい(イエスの上に身を委ねなさい)です。悔い改めて罪から救われ、洗礼によって教会に加えられ、祈りと賛美により喜びにあふれます。

 (2022.6.26 田中寛也師)

 

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