2022年8月14日のメッセージ

つまずかせない(マルコによる福音書 9章38節~49

1.「「わたしたちに従わないので、やめさせようとしました。」・・「わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである。」」

イエスは「わたしに味方しない者はわたしに敵対する、マタイ12:30」と言い、一方「わたしたち(教会)に好意的な者は味方である」と言われます。聖霊の語りかけに逆らえば裁かれますが、教会に好意的であるなら天から祝福されます。教会は他の仲間たちを分け隔ててはなりません。

2.「「わたしを信じるこれらの小さな者の一人をつまずかせる者は大きな石臼を首に懸けられて、海に投げ込まれてしまう方がはるかに良い。」」

イエスは教会に、子供のように小さく貧しく低い立場の新しい信徒や若い伝道者を躓かせてはいないかと問われます。とかく躓かされたとか躓いたと声高に叫びますが、躓かせることは意識しません。躓きは片手片足片耳を切り捨てる審判を伴う問なのです。

3.「「人は皆、火で塩味をつけられる。・・だが、塩に塩気がなくなれば、あなたがたは何によって塩に味をつけるのか。自分自身の内に塩を持ちなさい。そして、互いに平和に過ごしなさい。」」

塩は自らを無にして、食材においしさを加え、また腐敗から守ります。イエスの道に立つ弟子たちは世の人々に平和な交わりを与え、世の罪の広がりを止める塩として召されました。キリストの弟子は、誰が一番かを競う成功ではなく、奉仕に励む僕の像です。

(2022.8.14 田中寛也牧師)

 

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