2023年10月29日のメッセージ 降誕前第9主日礼拝

「天地創造創世記 1章1~5節・24~31節

1.「初めに、神は天地を創造された。・・神は言われた。『光あれ。』こうして、光があった。ヨハネ1:1」

神の言葉(知恵)によって天地は創造されました。創造は無から始まります。有からの創造物は模倣や加工にすぎません。言葉は霊感があり、その知恵(思想)から創造が生まれます。唯一絶対権威である神は命じる言葉だけで、創造されるのです。

2. 「『我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。』・・神は御自分にかたどって人を創造された。」

「我々に」尊厳複数(朕)、知恵と共同して。「かたどって」イメージに合わせて、神は愛、善意、自由な存在として。「似せて」外見の像。人間は神が息を吹き込んだのだから、知恵があり2:7、善悪を選択する自由を持っています。

人に定冠詞をつけるのは、一人一人神が手造りした、神のかたちを持つ唯一の存在なのです。 「ふさわしい(相対する)助け手」として男と女を創造され、あばら骨から女を創ったのです。心に一番近い存在なのです。

3.「神は彼らを祝福して言われた。『産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。』」

産めよ(実れ)、増えよ(大きくなれ)、地に満ちよ(充満せよ)。聖書的祝福は「あなたのしていることがすべて実り、大きく実って、一面に充満するように」です。実って大きくなって充満するところまで、自分がやるとの使命感を持つことが大切でしょう。。

(2023.10.29 田中寛也牧師)