2024年2月4日のメッセージ 降誕節第6主日礼拝

「ザアカイの救い」 ルカによる福音書 19章1節~10

3-4節、「イエスがどんな人か見ようとしたが、・・いちじく桑の木に登った。」

ザアカイは取税人の頭であり金持ちですが、真の友はなく孤立しています。罪人たちの友であるイエスを見たいと思います。その強い思いは先回りしていちじく桑に登らせます。私たちは主イエスに会いたいと渇望しています。

5節、「『ザアカイ、急いで降りてきなさい。今日は、ぜひあなたの家に泊りたい。』」

キリストはいつも私たちの下に居られます。彼は登ってではなく、降りてきて主イエスに出会います。キリストの謙遜は泊めてほしいと私たちの好意に委ねられました。

8節、「『主よ、わたしは財産の半分を貧しい人に施します。』」

人は愛されることを体験して、愛する者と変えられていきます。悔い改めるとは神の恵みがもたらす生き方への方向転換です。

9-10節、「『今日、救いがこの家を訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。人の子は、失われた者を捜して救うために来たのである。』」

神から失われていた放蕩息子であったザアカイは見つけ出されました。彼の家にキリストが入って来られ、彼の生活に救いの歴史が始まります。十字架に掛かられた主に見いだされ、愛される者となった幸いを証していきましょう。

(2024.2.4 田中直子牧師)