2024年4月7日のメッセージ 復活節第2主日礼拝

「信じる者になりなさい」 ヨハネによる福音書 20章19節~31

1.「イエスが来て真ん中に立ち、『あなたがたに平和があるように』と言われた。・・弟子たちは主を見て喜んだ。」

復活日の夕方、弟子たちはユダヤ人の襲撃を恐れて戸に鍵をかけていました。ところが、復活の主が入って来られて真ん中に立たれます。彼らが敵対者を恐れていても、復活の証言を信じられなくても、主は教会に集う信仰者の中心におられます。弟子たちは喜びにあふれます、復活の主を本当に見たからです。私たちも十字架と復活のイエス様に会いたいですし、イエス様もあなたに会いたいのです。

2.「イエスは彼らに息を吹きかけて言われた。『聖霊を受けなさい。だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。』」

ヨハネ福音書の「聖霊降臨」とされる重要な聖句です。聖霊に満たされて、弟子たちはイエス・キリストを代理し罪を赦す十字架の福音を携えて、世に出て行きました。「あなたがたが、イエスは神の子メシアと信じるためであり、信じてイエスの名により命を受けるためです。31」

3.「『わたしの主、わたしの神よ。』・・『わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。』」

キリストは私たちの信仰告白と共におられます。「実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです、ローマ10:10」。私たちは見たから信じるところに留まらず、見ないのに信じる霊性に成長したいものです、ペトロⅠ1:8-9。

(2024.4.7 田中直子牧師)