2023年12月31日のメッセージ 年末感謝礼拝

「主の臨在・ただ一つの願い」 詩編 27章1節~14

神様はイスラエルの民を正しく導くために祭司を通し、或いは預言者を通して語ってこられましたが、民は従いません。かえって、他国のように自分たちを治める王が欲しいと叫びます。

主は初代の王にサウルを選ばれました。彼は始めの内は謙遜でしたが傲慢になって、御心に従わず、退けられてしまいます。

次に選ばれたのがダビデでした。彼は羊飼いであり末っ子でしたが、神様は彼の真実で素直な心を知っておられました。また、竪琴の名手であり勇敢な戦士でしたから、サウル王に引き立てられます。

ダビデの出陣する戦いは勝利が続きます。

その秘訣は、1.主が共におられたこと。ダビデと共に主が共におられ、戦いに勝利し、人々からも愛されました。

2.主の臨在を求める礼拝者であったこと。サウル王はダビデの人気を妬み、命を狙うようになります。何度も主はサウルの手から救い出してくださいました。

4節、「一つのことを願い、それだけを求めよう。主の家に宿り、その宮で朝を迎えることを」。主の神殿に体を休め、御手に委ねた魂が受け取る、平安に包まれて眠る幸いです。

3.主を待ち望むこと。14節、「主を待ち望め。雄々しくあれ、心を強くせよ」。勝利の秘訣の三番目は主を待ち望むことです。心を弱くし落ち込む者に、主は聖霊の力を注いでくださいます。

新しく迎える年を主の臨在を慕い求め、聖霊の満ちあふれる喜びに満たされて歩み始めましょう。

(2023.12.31 田中直子牧師)